XP祭り2012で発表してきました

XP祭り2012で発表してきました

Clock Icon2012.10.02

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは。タケハラです。

先月のXP祭りで「野良LT」、「事例セッション」、「マチコ先生の白熱風教室」を発表的なことをしてきたので簡単にまとめをしておきます。

1.「野良LT」

去年のXP祭り2011では、休憩時間を使った野良LTコーナーがありそこでLTをやったら楽しかったので今年もやってきました。「オレの話を聞けー!」から始めるのは心が鍛えられるのでオススメです。

[XP祭2012] GuerrillaLT_public

話の流れとしては、実はとあるbotの中の人をやっていて、その活動を通じて得た気づきや出来事を共有しつつ、その後の事例セッションと白熱風教室の宣伝をするという内容で発表をしました。いつかそのbotが取り上げている方をメインテーマに据えたイベントをやりたいですね。

 

2.「事例セッション」

クラスメソッドは今も昔も新しい技術を採用してお客さんも巻き込んでおもしろいものを作ることをやっていて、今年に入ってからやってきた事例がとても面白いので、アレンジメントに徹して @sato_shi に発表してもらう企画をしていたら、気づけば私も演台に立っていました。はてw?

資料は全部は公開できないので一部だけ。

SAP HANA on AWS

全体を通して言いたかったことは、おもしろいことをやりたいと思ったら所属している会社が受託であれサービサーであれ、やろうと思えばできるよ!ということです。一緒に面白いことをやりたいなと思った方はこちら。

https://classmethod.jp/recruit/

もしくは、面白いことをできるヤツらとビジネスしたいという方はこちら。

https://classmethod.jp/inquiry/service/

まとめで派手にスベリましたが、あれは機材トラブル(私のPCとパワポ)のせいです。本当はスゴイ良いまとめを用意していました。今となればなんとでも言えますが。

3.「白熱風教室」

BABOKとAgileをメイントピックにしたコミュニティ「WHY-WG」の公開型ディスカッションをやってきました。私はそこで、ディスカッションのお題を問いかける役を頂戴しました。当日の模様は @shinyaa31 さんのエントリーに詳しく記録されているのでそちらをご覧ください。

[勉強会][XP][Agile][Scrum][BA][BABOK]XP祭り2012~ソーシャルチェンジ!~に参加してきた(後編) #xpjug #whywg

ちょっと真面目な話をすると、この数年、おそらく2009年頃からだと思いますが、日本でもアジャイル型の開発スタイルが徐々に広まってきているように思えます。アジャイルは開発の現場に良いプラクティスをもたらし、それまでに比べたらプロジェクトの成功率(非炎上率?)は下がってきたのではないでしょうか。しかしそれは「そもそも何を作ればいいのか?」という潜在的な課題を顕在化させたような気がしなくもありません。「どうやって作るか?」以上に不確実な「そもそも何を?」の部分が多くの現場で体系的な知識も手法もなしに企画され、それに従い開発を進める。今年に入ってから1つの解法として「リーンスタートアップ」が取り上げられるようになったのはこういったことが背景にあるような気がします。リーンスタートアップは書籍も素晴らしいし、書かれている事例も学びが多く、とても役立つことは間違いありません。しかし、対象とする課題、つまりビジネスを体系的に整理して議論する土台を作っておかないと、肝心のスピードがでません(それはリーンスタートアップにも書いてある)。スピードの欠如はビジネスで大きな不利を生み出します。

そんなことを考えながら、「やさしくわかるBABOK」の共著者である川添さんをはじめとした9名の仲間でやっているコミュニティが「#WHY-WG」です。徹底的に「そもそも何を?」、「何故?」を議論することで、ビジネスの成功率を高められるのではないかと考えています。何故を考え続けるから「WHY-WG」。ちょっと「WHAT-WG」みたいでおもしろいですね。

「白熱風教室」では「何故」のきっかけづくりになるディスカッションをするというコンセプトでセッションをデザインしました。アンケート結果を見る限り非常に好評いただけたのでよかったです。もちろん消化不良だったというコメントもいただきましたが、今月、来月とイベントを行っていくのでご興味があれば参加してみてください。情報はFacebookグループメーリングリストで公開しています。

まとめると、事例セッションにしても白熱風教室にしても、ビジネスと技術は両方を同時並行でやっていく必要があり、それは決して無理ではなく、ちょっとした工夫があればできるよね、ということです。

 

ではでは。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.